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劇団☆新感線 いのうえ歌舞伎・壊<Punk>「蜉蝣峠」

4月4日土曜日、昼の部を観る。
春休みイベントや夜生放送のオールスター感謝祭(赤坂マラソン)の準備のためか、わやわやしたサカス周辺。

IMG_0091.jpg

宮藤官九郎×新感線。
いやね、おもしろかったのですよ。でも、なんかもやもや~ん。いいもの観た!的爽快感? 満足度? みたいなものが薄いというか弱いというか…。うーん、なんでだろう??

って、ふと思い出したのは「ビシッバシッっとキメまくる新感線と、キマリそうになると微妙にハズしたくなってしまうクドカンって実は食い合わせが悪いんじゃなかろうか」という以前見たWEBの書き込み。ううーむ、得心、してしまう。どちらも好きなんだけどねえ。

同じく宮藤さん×新感線のメタルマクベスはすごくはまってて、きっちりぎっちりかみあってて、良かったのだけどな。あっちはシェイクスピアという下地がピシッとあって、その上での再解釈・再構築。奇跡的にハマったのか?  完全オリジナルよりはそういったアレンジや処理能力の人なのかなあ。というより、新感線の土俵、なおかつ初の時代物。そして、観る側はある程度『いのうえ歌舞伎』ってこういうものだという認識があるから、いくら『壊<Punk>』と謳っていてもなんか肩すかしな感じをうけるのやも。



以下、多少ネタばれアリ




ストーリーはスキッと爽やかとか明快なものではない。

ウ○コ・チ○コ連発のお下劣且つ脱力なオープニング(いやこれは別に嫌ではないのだけどちょっとクドかったかも)に始まり、謎を提示しつつ、ギャグも織り込みつつ、各人の見せ場もありつつ、なんもかんも混沌としたまま進んで行く。次第にシリアス色が強くなり、謎が解明、怒濤の展開、そしてラスト。なんだけど、善と悪がはっきりしているわけでなし。登場人物それぞれがそれぞれに何かを抱えてて、悶々としている。

たとえば堤氏演じる天晴。
『リチャード三世』やそれがベースの『朧の森に棲む鬼』のライなんかは、王になることだけが目的で、なりふり構わず。手段なんて選ばねえぜ! とにかく上り詰めてやるぜ! てな解りやすさがあるのだけど、天晴の場合そういったビジョンはなく、ただ破壊衝動というか。すべてが気に食わなくて、もうどーにでもなぁれっていうやけっぱち。それがかえって得体の知れない不気味さを醸し出してたり。

闇太郎にしろお泪にしろ、かなり複雑な暗く哀しい背景を背負ってる。んだけど、あまりそれを受け手に押し付けてこないというか、感情移入させないというか。しかも合間にしょーもなっ的ギャグが挟まるし。その辺が見る人によっては描けていないと映るのかも。実際自分も今回ばかりはそう思った。観劇直後には。

実はラストも「え、これで終わり?」って感じてて。
無音で静かに終わって、なにか音楽が煽りに入るのかなと思っていたところでもう演者がおじぎしてた…。これもまた肩すかし。



が、時間が経っていろいろ思い出して、今、じわじわきています。
(都合のいい脳内補完と言ってしまえばそれまでか?)

うーむ、いろいろ許せばもう1回観たいもんだ。無理だけど。今回もまた収録は入ったらしいから、いずれDVDとかゲキシネとかになるんでしょう。それを楽しみに待つか。しかし、ゲキシネやるようになってから映像化までのスパンが長くなったような? うちの方では五右衛門ゲキシネは秋になるので、公演から1年以上たってるぜ。うは~。

とりあえず『着流し・長髪・極悪』な堤氏は反則的にかっこよかった。おまけに着ぐるみあり関西弁あり…ヲタの人にはたまらんだろうて。
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